予測エンゲージメントにおける分析データの可用性

Genesys Predictive Engagement がレポートのデータを処理する方法、更新されたレポートを表示する方法、レポートでより正確なデータを表示する方法について説明します。

レポート用データの処理

クラウドベースの製品であるため、Genesys Predictive Engagementは世界中のタイムゾーンからデータを受信します。 毎晩、Genesys Predictive Engagementはこのデータをお客様の組織のタイムゾーンで処理し、レポートに含めます。 レポーティングジョブは、前日の17:00から当日の17:00までのすべての新規データを処理します。 報告作業は現地時間22:45に開始し、完了までに最大2時間かかることがあります。 現地時間1:00に、完全に処理され、更新されたレポートが利用できます。

 メモ:   
  • 現地標準時は、お客様の組織のタイムゾーンの時刻を指します。 この時刻は、お客様がお住まいの地域の時刻と異なる場合があります。
  • Genesys Predictive Engagementは、時間に敏感な情報の正確さの基準として協定世界時(UTC)を使用しています。 Genesys Predictive Engagementは、UTCを基準に一貫性を保つため、レポートの処理を開始する時刻を決定する際にサマータイムを使用しません。
  • 最新の日付(昨日)のカウントは、次のレポートジョブの実行時に、24時間分のデータを含むように更新されます。 これまでは、報告処理ウィンドウが17:00-17:00のため、直近の日付のカウントが24時間分のデータをすべて含んでいない場合があります。

更新されたレポートの表示

レポートを表示する際、表示するデータの日付範囲を選択します。 日付選択ツールでは、データ処理が完了しない終了日を選択することはできません。

注意:   日付選択ツールは、現地時間を使用します。 異なるタイムゾーンのユーザーが同じレポートを同じ現地時間に見た場合、異なるデータが表示される可能性があります。

データの粒度

各レポートでは、見たいデータの粒度を選択します。 粒度を細かくすればするほど、より詳細なレポートが得られます。

1時間単位の粒度を選択した場合。

  • 日付の範囲は最大14日間です。
    • 2018/02/03 13:00~2018/02/0314:00が有効です。
    • 2018/02/03 13:00〜2018/02/05 13:00は対象外です。

日次の粒度を選択した場合。

  • 日付の範囲は最大365日です。
    • 2018/02/03~2018/02/04が有効です。
    • 2017/02/03~2018/02/04は無効です。