外部連絡先部門の概要

前提条件

ID 解決のためにイングレス チャネルをマップするには、次の権限が必要です。

  • Webデプロイメント>アイデンティティ解決> *

  • Messaging > IdentityResolutionFacebook > *

  • Messaging > IdentityResolutionInstagram > *

  • Messaging > IdentityResolutionOpen > *

  • Messaging > IdentityResolutionWhatsApp > *

  • Routing > IdentityResolution > *

手動で作成された連絡先への部門の割り当てを制御するには、次の権限が必要です。

  • 外部連絡先>設定>編集

外部連絡先に部門がない場合、連絡先は部門に関係なく、適切な権限を持つすべてのユーザーが表示および操作できるようになります。

この普遍的な可視性は、ビジネス プロセス アウトソーシング組織 (BPO) と BPO を使用する組織にとって問題を引き起こす可能性があります。BPO では、連絡先のリソースとデータをセグメント化して分離するという厳しい要件が課されることがよくあります。

たとえば、競合する複数の航空会社にサービスを提供する組織である Airlines BPO 社について考えてみましょう。Alpha Air の顧客をサポートするエージェントは、Charlie Air の顧客のデータを知ることも、アクセスすることもできません。 

顧客のコニーさんは1月にアルファエアのエージェントと話します。2月に、コニーはチャーリー・エアのエージェントに連絡します。Charlie Air のエージェントは、Connie の連絡先情報、Alpha Air との会話に関するメモ、またはやり取りの履歴など、Alpha Air に関する Connie のいかなるデータにもアクセスできないようにする必要があります。

Genesys Cloud は、外部連絡先の部門により、ビジネス ユニット、顧客、グループ、アウトソース、またはその他のエンティティごとに外部連絡先へのアクセスを制御するという顧客のニーズをサポートします。

データのプライバシーと、会話履歴および分析データの一貫性を確保するため、既存の外部連絡先および外部組織を別の部門に再割り当てすることはできません。誤って構成された連絡先または組織に遭遇した場合は、誤って割り当てられたレコードを削除し、適切な部門で再作成します。詳細については、外部連絡先向け部門クイックスタートガイド